関係者への取材により、スタジオ収録時に起きた「奇跡の瞬間」も明らかになった。物語のクライマックスとなる重要シーンの収録中、主演声優のファーストテイクがあまりにも神がかっており、コントロールルームにいたスタッフ全員が言葉を失って静まり返ったという。
通常であればリテイクを重ねて完璧な音を作っていく現場だが、その場の空気感を一瞬で支配したその演技があまりに完璧だったため、音響監督は一言「OK、今の以上のものは撮れない」と告げ、そのまま本編に採用された。極限状態のスタジオで生まれた本物の熱量が、映像を通して視聴者の耳に届くことになる。