市場を牽引するのは、アプローチの異なる2大勢力だ。手軽さで圧倒的な支持を集めるのが株式会社大創産業をはじめとする100円ショップの製品群。スリーブ型やクリップ型など、コストパフォーマンスを最優先したデザインで市場の裾野を広げた。一方、保温・保冷機能で差をつけるのがサーモス株式会社に代表される保温容器のスペシャリストたちである。ステンレス二重構造を採用したホルダーは、氷が溶けてドリンクが薄まるのを防ぎ、長時間のデスクワークでも飲み頃の温度をキープする。
購入ルートも多様化した。日常のちょっとした買い物ついでに手に入る店頭展開に対し、オンラインのAmazonや楽天市場では、海外製のスタイリッシュなモデルやレザー調の高級ホルダーが爆発的に売れている。特にスターバックスなどのテイクアウトカップをそのまま差し込める汎用性の高いサイズ設計は、通勤途中にコーヒーを買うオフィスワーカーから熱烈な支持を得ている。