2009年の出演時、インターネット上の掲示板やSNSでは驚天動地の反響が巻き起こりました。事前のタイムテーブルにも名前がなく、白組の通常歌唱が終わったタイミングで突如画面が暗転し、特報としてアナウンスされた際の衝撃は計り知れません。
「まさか紅白に永ちゃんが出るなんて夢にも思わなかった」「親父が突然テレビの前で直立不動になった」「タオルを投げる準備をしていない」といった書き込みがネット上を埋め尽くし、リアルタイム検索のトレンドワードを矢沢永吉関連が独占しました。視聴者層が若年層から高齢層まで幅広く分散する大晦日において、普段はテレビ番組に積極的なリアクションを見せない中高年男性層が一斉に画面へ釘付けになった現象は、視聴率調査会社のグラフにも顕著な急上昇となって現れました。
また、ステージ上の他の出演歌手たちが、客席脇で本物のロックスターのステージングに圧倒され、直立して手拍子を送っていた光景も大きな話題を呼びました。紅白という伝統的なフォーマットの中で、完全に自分自身の「テリトリー」を作り上げたパフォーマンスは、生放送のハプニング性を失いかけていた年末のテレビ界に強烈なインパクトを残しました。