観光客の購買動向と地元住民への聞き取り調査をもとに、佐世保で今選ぶべき名物を編集部独自の視点で格付けしました。どれも佐世保の誇りと職人技が宿る逸品揃いです。
第1位:ぽると総本舗(白十字パーラー)の「ぽると」
佐世保を代表する銘菓といえば、ぽると総本舗が手がける南蛮菓子「ぽると」です。壱岐産の柚子を練り込んだ風味豊かな羊羹を、ビスケット生地でしっかりとサンドした唯一無二の和洋折衷スイーツ。サクッとした歯ごたえの後に広がる爽やかな柚子の香りと餡の甘みは、一度食べると記憶に焼き付いて離れません。本町にある本店「白十字パーラー」では、喫茶スペースで昭和レトロな雰囲気を味わえるだけでなく、通販では流通しない限定の焼き立て商品や季節限定アソートが手に入ります。個包装で頑丈な作りのため、型崩れを気にせず持ち運べる点も抜群の支持を集めています。
第2位:九十九島せんぺい本舗の「九十九島せんぺい」
昭和26年の誕生以来、佐世保のアイコンとして愛され続けるのが九十九島せんぺいです。「せんべい」ではなく米粉ではなく小麦粉と砂糖を使った九州独特の「せんぺい」文化を象徴する焼き菓子。美しい九十九島の島影に見立てて散りばめられたピーナッツの香ばしさと、パリッとした軽快な食感が特徴です。表面には砂糖蜜で「九十九島」の文字が描かれており、職人が一枚ずつ手作業で刷毛塗りしています。軽量かつ数か月間の常温保存が可能なため、職場向けの「ばらまき用お土産」として圧倒的な信頼を誇ります。
第3位:草加家(そうかや)の「かんころ餅」&無添加和菓子
佐世保市大塔町に本店を構える草加家は、オーガニック志向の地元民が「県外の本当に大切な人にしか教えたくない」と口を揃える隠れた名店です。長崎伝統の「かんころ餅(乾燥サツマイモと餅米をつき合わせた郷土菓子)」を、昔ながらの無添加製法で現代的にブラッシュアップ。自然なサツマイモの甘みと滋味深い素朴な味わいは、大手菓子メーカーの既製品とは一線を画します。通販での展開が極めて限定的なため、現地店舗や一部の直売所でしか出会えない激レア商品として2026年も高い評価を維持しています。
第4位:世知原茶(せちばるちゃ)
佐世保北部の高原地帯・世知原町で栽培される世知原茶は、知る人ぞ知る銘茶です。深い霧と激しい寒暖差の中で育つ茶葉は、日本でも珍しい「蒸し製玉緑茶(グリ茶)」と呼ばれる丸みを帯びた形状に仕上げられます。一般的な煎茶に比べて渋みが極めて少なく、驚くほどまろやかな旨味と鮮やかな緑色の水色(すいしょく)が特徴。ティーバッグ加工された商品も登場しており、甘いお菓子が苦手な年配層や健康意識の高い方への手土産として重宝されています。
第5位:レモンステーキのタレ&佐世保海軍カレー
佐世保の2大洋食グルメを自宅で完全に再現できるのが、調味料とレトルトの名品です。薄切り牛肉を鉄板で素早く焼き、甘酸っぱいレモン醤油ソースをジュワッとかける佐世保名物「レモンステーキ」。その味の決め手となるレモンステーキのタレは、市内の老舗レストランや精肉店が秘伝のレシピで瓶詰めしています。また、旧海軍鎮守府時代にルーツを持つ佐世保海軍カレーは、英国海軍仕込みの上品なスパイス感とフォンドボーのコクが際立つ名作。常温で持ち運べるグルメ土産として、男性客やファミリー層から絶大な支持を得ています。