『海の声』の歴史は、2015年夏のau「三太郎」テレビCM「海の声」篇から始まりました。松田翔太(桃太郎)、濱田岳(金太郎)らとコミカルな掛け合いを繰り広げていた浦島太郎(桐谷健太)が、突如として砂浜で三線を手に熱唱する姿は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。
CM放映直後から「あの歌をフルサイズで聴きたい」「誰が歌っているのか」と問い合わせが殺到。当初はCM用のショート音源しか存在しなかったものの、爆発的な反響を受けて急遽フルバージョンが制作され、デジタル配信がスタートしました。
その結果、主要音楽配信サイトで軒並み首位を独占し、有料音楽配信認定でミリオン(100万DL)を達成。2016年の『第67回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした際、桐谷健太が海をバックに魂を込めて歌い上げたステージは、今なお語り草となっています。CM企画の枠組みを超え、日本人の心に染み入る名曲へと昇華した瞬間でした。