SNSを開けば、「デパコス級」「クレポのジェネリック」と銘打たれたプチプラパウダーの紹介動画が毎日のように流れてくる。2000円前後の製品の品質向上には目を見張るものがあり、日常使いには十分すぎる仕上がりを提供するものも少なくない。しかし、一度でも本物に触れた人間は、その言葉に違和感を覚えることになる。
決定的な違いは、粉の細かさと肌への密着持続力だ。安価なパウダーは時間の経過とともに皮脂と反応して酸化し、夕方にくすみや毛穴落ちを引き起こしやすい。対してクレ・ド・ポー ボーテの粉体は、アミノ酸由来のコーティングが施されており、皮脂を吸着しても変色せず、むしろ皮脂を取り込んで透明感を増していく。時間が経つほど肌が綺麗に見えるという逆転現象。この皮脂との共生関係こそが、ジェネリックを名乗る製品がどうしても超えられない高い壁となっている。