1輪の薔薇を魅力的に見せるためには、主役の花だけでなく「薔薇の蕾(つぼみ)」と「薔薇の葉の描き方」をマスターすることが欠かせません。脇役のディテールが整うことで、イラスト全体の説得力が劇的に上がります。
【薔薇の蕾の描き方】
蕾は「涙型(ティアドロップ)」のアタリからスタートします。硬く閉じた花びらを下から支えるように、星形に広がった細長い「がく(萼片)」を描き込みます。がくの先端を少しカールさせるだけで、植物としての生々しさと瑞々しさが生まれます。
【薔薇の葉の描き方】
薔薇の葉は、1本の葉柄に奇数枚(通常は3枚〜5枚)の小葉がつく「奇数羽状複葉(うじょうふくよう)」です。楕円形のフチに細かなギザギザ(鋸歯・きょし)をつけ、葉の表面にしっかりとした光沢感(ハイライト)を意識して描くのがポイントです。