玉ノ井部屋の親方は元大関栃東!名門継承の真相と家族・評判の全貌

玉ノ井部屋の親方は元大関栃東!名門継承の真相と家族・評判の全貌

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玉ノ井部屋の歴史を語る上で欠かせないのが、出羽海一門の流れを汲む春日野部屋からの独立と、足立区西新井という地域への深い土着性です。

玉ノ井部屋は、13代玉ノ井親方(元関脇・栃東知頼)が1990年12月に春日野部屋から分家独立して創設しました。当時、相撲部屋の多くが両国や錦糸町周辺に集中していた中、先代はあえて自らの地元である東京都足立区西新井に部屋を構える決断を下しました。この選択が、地域後援会との強固な結びつきと、下町に愛される温かい部屋文化を醸成する契機となったのです。

2009年9月、先代が日本相撲協会の定年(65歳)を迎えた際、息子の元大関・栃東が部屋を継承。部屋付き親方として指導にあたっていた実績と、大関経験者としての求心力が評価され、代替わりは極めて円滑に進められました。先代が築いた「礼儀・人づくり」の土台に、14代親方が現役時代に培った近代的な技術論が注入されたことで、玉ノ井部屋は激動の平成・令和の相撲界において独自のポジションを確立しています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。