Q1:処方薬を飲んでいる場合、サプリメントとはどのくらい時間を空ければ安全ですか?
A1:一般的には最低でも2時間以上の間隔を空けることが推奨されます。ただし、セントジョーンズワートのように数日間にわたって肝臓の代謝酵素を誘導し続ける成分や、ワーファリンに対するビタミンKのように薬効そのものを不可逆的に阻害する組み合わせの場合、時間を空けても相互作用を回避できません。処方薬がある場合は、時間調整で自己解決しようとせず、必ずかかりつけの医師や薬剤師に併用の可否を直接相談してください。
Q2:風邪をひいて市販の総合感冒薬を飲むとき、普段のサプリは休止すべきですか?
A2:基本的には風邪薬を服用している期間中、サプリメントの摂取は一時休止するのが最も安全です。市販の風邪薬には解熱鎮痛成分(アセトアミノフェンやイブプロフェン)、抗ヒスタミン薬、ビタミン類などが複合配合されています。ここにマルチビタミンやオメガ3、解熱作用のあるハーブなどを重ねると、成分の重複による過剰摂取や出血傾向の増大、肝臓への代謝負荷の集中を招く恐れがあります。風邪が完治するまでの数日間はサプリをお休みしましょう。
Q3:マルチビタミンを毎日飲んでいますが、風邪予防にビタミンCサプリを追加しても大丈夫ですか?
A3:ビタミンCは水溶性のため、不要な分は尿中に排出されやすく比較的安全域が広い栄養素です。しかし、一度に1,000〜2,000mg以上の高用量を摂取すると、小腸の浸透圧が変化して浸透圧性下痢や腹痛を起こすことがあります。また、過剰なビタミンCの代謝産物であるシュウ酸がカルシウムと結合し、尿路結石のリスクを高めることも指摘されています。マルチビタミンにすでにビタミンCが含まれている場合、追加するとしても日常的には1日200〜500mg程度にとどめ、水分を多めに摂ることが賢明です。