Q1:外側に窓が全くないのに、本当に日中は明るいのですか?
A1:中庭(パティオ)や天窓、吹き抜けを緻密に計算して配置していれば、一般的な住宅と同等以上に明るい空間を作ることが可能です。ただし、採光計画が不十分なローコスト設計の場合、日中でも照明が必要になるケースがあるため、日影シミュレーションを行う設計士への依頼が必須となります。
Q2:窓が少ない分、普通の住宅より建築費用は安くなりますか?
A2:安くならないケースが大多数です。窓サッシ自体の部材費は削減できますが、採光を確保するための中庭新設による外壁面積の増加、屋根の天窓設置、高機能な第1種換気設備や全館空調の導入が必要となるため、総額では坪単価が10〜20%ほど高くなるのが一般的です。
Q3:火災や地震など、万が一の災害時の避難経路は大丈夫ですか?
A3:建築基準法に基づき、延焼防止や避難経路の確保が義務付けられているため、適法に建てられた住宅であれば安全性は担保されています。ただし、外周に脱出可能な窓がない間取りでは、中庭を経由した避難ルートや玄関への動線が極めて重要になります。設計時に非常用脱出ハッチや二方向避難動線が確保されているかを必ず確認してください。
Q4:天窓(トップライト)からの雨漏りが心配ですが、耐久性はどうですか?
A4:近年のサッシメーカー製天窓は気密・防水性能が大幅に向上していますが、壁面の窓に比べると紫外線や風雨を直接受けるため、10〜15年スパンでのシーリング(防水パッキン)打ち替えや点検が欠かせません。長期的なメンテナンス費用を修繕積立計画に組み込んでおく必要があります。 (出典: 窓 の ない 家(Yahoo!ニュース))