株式会社レベルファイブが世に送り出した『妖怪ウォッチ』シリーズは、単なる子供向けコンテンツの枠組みを大きく飛び越え、社会現象として列島を席巻しました。なかでも2014年に登場した『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』の3バージョン展開は、ハードウェアとしてのニンテンドー3DSの普及を決定づけた金字塔です。
任天堂株式会社が築いた携帯ゲーム機の黄金期において、本作は探索型ロールプレイングゲームとしての完成度が際立っていました。昭和のノスタルジー漂う「さくらニュータウン」を駆け巡り、虫取りや魚釣りに興じ、異世界の扉を開く。緻密に設計されたマップ探索と、タッチペンを駆使した直感的なバトルシステムは、今なお色褪せない中毒性を放っています。