「ウイスキーは種類が多すぎて何を選べばいいか分からない」。そんな初心者であっても、このサロンの扉を叩くのをためらう必要は一切ない。ここには、テーマごとに3〜4種のウイスキーを少量ずつ飲み比べできる「テイスティング・フライト」が用意されている。
例えば「スモーキーさのグラデーション」や「日本の木樽(ミズナラなど)が育む香りの違い」といったテーマに沿って、バーテンダーがナビゲートしてくれる。色合いを比べ、グラスを回して立ち上る香りを嗅ぎ、舌の上で転がす。気がつけば、自らの舌がウイスキーの繊細な差異を識別し始めていることに驚くだろう。知識ゼロからでも一気に愛好家の入り口へといざなってくれる懐の深さがある。