外来診療とは?入院との違いや2026年最新の費用・受診の流れを解説

外来診療とは?入院との違いや2026年最新の費用・受診の流れを解説

外来診療とは?入院との違いや2026年最新の費用・受診の流れを解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

外来窓口で支払う医療費は、診療報酬点数表に基づき全国一律で算定されます。基本となるのは「診察を受けること自体」にかかる初診料と再診料です。

保険診療における初診料は288点(約2,880円)を基準とし、窓口負担割合が3割の方であれば基本診察料だけで約860円、1割負担の方であれば約290円となります。ここに時間外加算、乳幼児加算、医療DX推進体制整備加算などが数点から数十点単位で積み上がります。一方、2回目以降の再診料はクリニック規模で73点(約730円)、3割負担で約220円です。検査や画像撮影、院外処方箋の発行が加わることで、一般的な風邪受診の自己負担合計は2,000円前後に着地します。

外来診療で最も注意しなければならないのが、大病院を受診した際に発生する「選定療養費」の壁です。特定機能病院(大学病院など)および一般病床200床以上の地域医療支援病院へ、地域の診療所からの「紹介状(診療情報提供書)」を持たずに直接向かった場合、国が定めた特別料金が保険診療費とは完全に別枠で上乗せされます。

現在適用されているルールでは、紹介状なし受診時の最低徴収義務額が以下のように定められています:

  • 大病院の初診時選定療養費:医科7,000円以上(歯科は5,000円以上)
  • 大病院の再診時選定療養費:他院への逆紹介を断って大病院を受診し続けた場合、1回につき3,000円以上(歯科は1,900円以上)

この選定療養費には健康保険の給付が一切効かないため、全額自己負担です。風邪の初期症状でいきなり大学病院の外来窓口へ飛び込むと、保険診療の3割負担分(約2,000〜3,000円)に加えて7,000円以上の選定療養費が合算され、初日だけで1万円を超える請求を受ける構造になっています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。