Q1:半衿は着用ごとに毎回外して洗濯しなければいけませんか?
A1:毎回外す必要はありません。ファンデーションや皮脂の汚れが目立たず、数週間〜1ヶ月以内に再び着用する予定がある場合は、硬く絞った濡れタオルで衿元を軽く叩いて皮脂を拭き取り、陰干しするだけで十分です。ただし、半年以上の長期保管に入る前や、明らかに首元の皮脂汚れが視認できる場合は、外して中性洗剤で手洗いするか、衿クリーニングに出すことを推奨します。
Q2:衿芯を抜かずにたたんで保管すると具体的にどうなりますか?
A2:衿芯に強い折れ癖がつき、次回着用時に衿元が波打って着崩れの原因になります。特にメッシュやプラスチック製の衿芯は折り目が復元しません。さらに、衿芯が内側から突っ張ることで長襦袢の衿地自体に無理な引っ張りジワが生じ、縫い糸が切れたり生地が傷んだりする要因になります。脱いだら必ずその場で引き抜いてください。
Q3:たとう紙のサイズに長襦袢が収まらない場合、衿を折っても平気ですか?
A3:衿自体を無理に二つ折りにするのは絶対に避けてください。衿幅に折り目がつくと着付けの際に衿が綺麗に立ち上がりません。たとう紙に収まらない場合は、衿を折るのではなく「身頃の裾側の折り返し幅(2つ折りを3つ折りにする等)」で全体の長さを調整し、衿元は平らな状態をキープして収めるのが正しい手順です。
Q4:化繊(ポリエステル)の長襦袢も正絹と同じたたみ方で良いですか?
A4:たたみ方の手順そのものは全く同じ「襦袢だたみ」で問題ありません。ただし、ポリエステルは正絹に比べて滑りやすく、たたんでいる最中に生地が逃げてシワになりやすい特性があります。平らな場所でしっかりと手アイロン(手のひらで撫でて空気を抜く動作)を当てながら、丁寧に対称性を意識して折りたたんでください。