行き渋りに直面した際、保護者が焦りや不安から取ってしまいがちな対応が、かえって子供を追い詰めるケースがあります。代表的なNG対応として以下の3点が挙げられます。
第一に、「気合や根性論で無理やり登校させること」です。力ずくで車に乗せたり、泣き叫ぶ子供を校門へ押し込んだりする行為は、親への信頼感を損ない、「家も安心できない場所」にしてしまいます。第二に、「理由を執拗に問い詰めること」です。子供自身も「なぜ行けないのか」が分からず混乱していることが多く、答えを強要されると心を閉ざしてしまいます。
第三に、「兄弟や周囲の同級生と比較して叱責すること」です。「〇〇ちゃんはちゃんと行っているのに」といった言葉は、子供の自己肯定感を根底から砕きます。行き渋りは怠惰ではなく、限界を訴えるアラートであるという認識を持つ必要があります。