現地を訪れる旅行者にとって最大の関心事となるのが、水の町屋七日町御殿堰 ランチおよび水の町屋七日町御殿堰 カフェの実力です。実地調査と地元利用者のリアルな動向から、足を運ぶ価値のある名店を厳選しました。
ランチの絶対的本命として君臨するのが、江戸慶応年間創業、約160年の歴史を誇る山形そばの最高峰「そば処庄司屋 御殿堰七日町店」です。本店は山形市幸町にありますが、こちらの七日町店では御殿堰の優美な水景を眺めながら伝統の味を堪能できます。
看板メニューは、山形県産蕎麦粉を使用した喉越しの良い二八蕎麦と、殻ごと挽きぐるみにした太打ちの田舎蕎麦が一度に味わえる「相盛り板そば」です。鰹節と昆布の出汁が力強く香る辛汁に潜らせ、山形伝統の冷たいつゆで手繰る瞬間は、旅のハイライトにふさわしい満足感をもたらします。繁忙期のランチタイムには1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
一方、食後のひと息やティータイムに欠かせないのが、蔵の重厚な梁を活かした「Classic Cafe」や、老舗茶舗がプロデュースする和モダンカフェです。ここでは深いコクを湛えた自家焙煎コーヒーや、抹茶を贅沢に使用した濃厚ジェラート、和パフェなどの甘味が楽しめます。春から秋にかけては、水路脇に設けられた屋外ベンチに腰掛け、せせらぎをBGMにソフトクリームを味わう利用者の姿が多く見られます。