千眼美子が復活の狼煙を上げた映画『さらば青春、されど青春。』は、単なる宗教映画の枠を超えたドラマ映画として企画された。昭和の時代背景をバックに描かれる葛藤と青春の光影は、彼女の鋭い演技力によって叙情豊かに表現された。現場スタッフによれば、ブランクを感じさせない圧倒的な存在感で周囲を驚かせたという。
続いて主演を務めたファンタジー作品『僕の彼女は魔法使い』では、愛と正義をテーマにしたヒロインをコミカルかつ健気に演じきった。特撮技術とCGを駆使した映像美の裏には、連日におよぶ密着撮影と過酷なアクション演出があった。現場での彼女は過剰なNGを出さず、共演者やスタッフを引っ張る座長としてのプロ意識を発揮していた。