マリンアクティビティを楽しむ上で無視できないのが、日焼け止めに含まれる化学物質が海洋生態系に与える負荷です。ハワイ州、パラオ共和国、タイの国立公園などでは、珊瑚礁の白化現象や海洋生物の遺伝子損傷を引き起こすとされる特定の化学成分を含む日焼け止めの持ち込みおよび使用が法律で使用禁止・規制されています。
規制の対象となる主な成分は「オキシベンゾン(Oxybenzone)」および「オクチノキサート(Octinoxate / メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)」です。これらは高い紫外線吸収能を持つ一方で、微量でも珊瑚の幼生にストレスを与え、白化を促進することが研究で立証されています。
2026年現在、世界のサーフシーンではリーフセーフ日焼け止め珊瑚保護への意識がスタンダードとなっています。選ぶべきは、天然ミネラル由来のノンナノ(粒子が極小化されていない)酸化亜鉛や酸化チタンを散乱剤として採用し、生分解性パッケージや植物油由来のベースで作られた製品です。地球環境への負荷を低減することはもちろん、ケミカル成分に敏感なサーファーの肌荒れ防止にも直結します。