昭和の「ならず者」からZ世代のアイコンへ――「コルク半」が2026年のストリートで再び異彩を放つ理由

昭和の「ならず者」からZ世代のアイコンへ――「コルク半」が2026年のストリートで再び異彩を放つ理由

昭和の「ならず者」からZ世代のアイコンへ――「コルク半」が2026年のストリートで再び異彩を放つ理由にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

現代の最新ヘルメットがFRPやカーボンファイバー、多重構造の発泡スチロールで安全性を極限まで高めているのに対し、コルクヘルメットの魅力はどこか泥臭い「手触り」にある。つば部分の絶妙な反り立ち具合、耳当てに使われた合成皮革の質感、そして着脱時のパチンという金属音。これらは工業製品というよりも、どこかクラフトマンシップを感じさせる。

とりわけコレクターの間で神格化されているのが、あご紐の固定部に3つのスナップボタンを配した構造だ。風圧でめくれ上がるのを防ぐ実用的なデザインでありながら、それがデザイン上のアクセントとなり、無骨なシルエットの中に洗練された美を生み出している。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。