ネット上のコミュニティや知恵袋などで散見される最大の誤解が、「高価な18金やプラチナなら金属アレルギーは絶対に起きない」という神話です。
純金(24金)は極めて不活性な金属ですが、硬度が低く柔らかすぎるため、ジュエリーとして加工する際には25%の「割金(わりがね)」を混ぜて18金(純度75%)に仕上げます。この割金に銀や銅、あるいは色調を整えるためのパラジウムやニッケルが含まれている場合、それらの微量金属に反応してアレルギーが発症します。同様にプラチナジュエリー(Pt900など)も、強度を補うために10%程度のパラジウムやルテニウムを配合しているため注意が必要です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
素材ごとの特性を踏まえた上で、読者個々の体質やライフスタイルに応じた明確な選定基準を提示します。
- サージカルステンレス316Lを選ぶべき人:
・汗をかきやすい体質や、入浴・プールでも外さず着用したい人
・予算2,000〜4,000円台でトレンドデザインを複数揃えたい人
・硬度が高く、変形や小傷に強いピアスを求めている人 - 純チタン・医療用セラミックを選ぶべき人:
・過去にステンレス製品でも痒みや赤みが出た経験がある超敏感肌の人
・ファーストピアスを開けた直後で、ホールを最短で安定させたい人 - 慎重なパッチテストが必要な人:
・ブランドや素材の詳細が明記されていないノーブランドの海外激安品を購入しようとしている人
・過去に歯科治療用金属(銀歯など)で口内炎や皮膚炎を起こした経験がある人