子どもにあさりを美味しく安全に食べてもらうためには、下ごしらえが味と安全性の決め手になります。特に赤ちゃん用のあさり砂抜きは、大人用以上に丁寧な手順が求められます。
塩分濃度約3%の食塩水(水500mlに対して塩大さじ1弱)を作り、バットにあさりが重ならないよう並べます。あさりの頭が少し水面から出る程度の水位にし、新聞紙などをかぶせて暗い場所に2〜3時間置いてしっかり砂を吐かせます。砂抜き後は、殻同士をこすり合わせるように流水で強く洗い、表面の汚れを落としましょう。
離乳食後期から使えるだし汁を取る場合は、小鍋にあさりとたっぷりの水を入れて弱火にかけます。殻が開いたらアクを丁寧に取り除き、火を止めてザルやキッチンペーパーで濾(こ)します。濾すことで、万が一残っていた微細な砂や殻の破片を完全に取り除くことができ、雑味のない澄んだスープが完成します。