ノックを3回叩いた後の所作も合否の分かれ目となる。応答を待たずにドアを開けるのは論外だ。室内から「どうぞ」という声が聞こえてから、「失礼いたします」と一言添えて静かに扉を開ける。この間合いの取り方こそが、落ち着きと誠実さを演出する。
入室後は、振り返ってドアノブを手でしっかり持ち、静かに閉めるのが原則だ。背中を完全に面接官に向けたまま閉めたり、後ろ手に閉めたりする行為は雑な印象を与える。ドアを閉めたら面接官に向かって一礼し、用意された椅子の横まで堂々と進む。一連の入室マナーがスムーズであればあるほど、面接官の意識は好意的なスタートを切ることになる。