彼のキャリアを語る上で避けて通れないのが、関ジャニ∞とNEWSというふたつのグループにおける圧倒的な存在感だ。関西発の力強いエネルギーと、全国的なメジャー感。その両方を体現する中心人物として、彼はまさに時代の寵児だった。
だが、若くして訪れた突然のグループ脱退と活動休止。眩いスポットライトの渦中からの離脱は、本人にとってあまりにも過酷な試練だった。絶望に呑み込まれても不思議ではない挫折。それでも彼を繋ぎ止めたのは、演技と歌に対する純粋な情熱にほかならない。裏方に近い苦労から再スタートを切り、一本一本の舞台に全身全霊を注ぎ込むことで、彼は自らの居場所をゼロから再構築していったのだ。