スクリーンで見せる鋭い身のこなしとリアリティのある喧嘩アクションには、確固たる背景が存在します。
1973年11月12日生まれ、大阪府出身・千葉県育ちのやべきょうすけは、10代の若い頃にボクシングに本格的に打ち込んでいました。プロボクサーを目指して厳しいトレーニングを積んでいた時期があり、その経験が後のアクション俳優としての強固な土台となっています。パンチの軌道や間合いの取り方、殴られた際のリアクションに至るまで、本物の格闘技術を知る者ならではの凄みが画面から溢れ出ているのはそのためです。
俳優デビュー後は、北野武監督の『キッズ・リターン』(1996年)や『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』(1996年)など、日本映画史に残る名作へ次々に出演。数々のVシネマで場数を踏み、泥臭い下積み時代を経て名バイプレイヤーへの階段を駆け上がりました。
所属事務所に関しては、長年ハルク・エンタテイメントなどに所属しながら活動を展開。大手プロダクションの看板に頼るのではなく、自らの足と演技力、そして現場で培った人間関係で仕事を引き寄せる職人肌のスタンスを一貫して貫いています。