消費者のスマートフォンの画面上でも、熾烈なシェア争いが起きている。セブンが注力する即時配送サービス「セブンNOW」は、アプリから注文を受けてから最短20分で商品を自宅まで届けるクイックコマースとして認知を拡大。都市部を中心に「自室がセブンの売り場になる」体験を提供し、リピーターを着実に増やしている。
一方、累計ダウンロード数を伸ばし続ける「ローソンアプリ」は、来店時に使えるお得なクーポンやポイント施策を効果的に打ち出し、圧倒的なアクティブユーザー数を維持。さらに決済分野では、社会インフラとして定着したPayPayとの大型還元キャンペーンなどを巡り、両社の顧客の囲い込み合戦が熱を帯びる。最新の流通・マーケティング分析が示す通り、デジタル上でどれだけ頻繁に顧客と接触できるかが、実店舗での売上増減に直結する時代となった。