近年、日本各地を襲うゲリラ豪雨や線状降水帯。この脅威にどう立ち向かうべきか、具体的な行動指針を示してくれるのが、新設された屋内体験ゾーンだ。ここでは、自分が住む地域の地形データを入力し、想定外の大雨が降った際にどのような浸水被害が起こるかをシミュレートできる。
水圧で開かなくなるドアの開放体験や、濁流の中を歩く難しさを再現したコーナーなど、一歩間違えれば命に関わる状況を安全に疑似体験できるのが特徴だ。単なる恐怖を煽る展示ではなく、いかに迅速に避難するか、日頃からどんな備えが必要かという実践的な知識が身につく設計になっている。防災訓練の新しい形として、自治体や企業からの研修オファーも絶えないという。