ドイツ語で「朝食」を表す単語は「Frühstück」です。単語の成り立ちを見ると、「früh(早い)」と「Stück(小片、ひとかけら)」が結合した複合名詞であり、「朝早くに食べる一口」という原義を持っています。
カタカナ表記では一般的に「フリューシュトゥック」と書かれます。ドイツ語 朝食 発音のポイントは、冒頭の「Früh」に含まれる変母音(ウムラウト)「ü」です。口を「ウ」の形にすぼめたまま「イー」と発音する独特の音で、舌を前歯の裏につけたまま鋭く発声します。続く「stück」は「シュトゥック」と短く弾むように発音し、語末の「k」を明瞭に切るのがネイティブに伝わるコツです。
文法上の極めて重要な特徴として、ドイツ語 名詞 性別 中性名詞に分類される点が挙げられます。ドイツ語の名詞には男性・女性・中性の3つの性別が存在し、朝食には中性定冠詞の「das(ダス)」が付きます。
冠詞の組み合わせは以下の通りです。
・定冠詞(その朝食):das Frühstück
・不定冠詞(ひとつの朝食):ein Frühstück
・否定冠詞(朝食がない):kein Frühstück
なお、「朝食を食べる」と言いたい場合、英語のように「have / eat breakfast(朝食を食べる)」と名詞を用いることもできますが、ドイツ語には「frühstücken(フリューシュテュッケン)」という独立した規則動詞が存在します。「Ich frühstücke um 7 Uhr.(私は7時に朝食を食べます)」のように、1語で動作を簡潔に表現できるのがドイツ語の大きな特徴です。