高還元カードを語る上で避けて通れないライバル券種と、客観的な数値を並べて比較検証します。
まず筆頭に挙がるのがJCB CARD W比較です。18歳から39歳までに入会すれば年会費永年無料が続くこのカードは、通常還元率が1.0%。さらに「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」サイト経由でAmazonを利用すると、常時2.0%相当のOki Dokiポイントが還元されます。Amazon内での還元力はAmazon Mastercardと完全に同等でありながら、貯まったポイントをnanacoやスターバックスカード、JAL・ANAマイルなど幅広い交換先に充当できる柔軟性を備えています。
一方、コンビニエンスストアでの利用に目を向けると、同じ発行元である三井住友カード(NL)の存在感が際立ちます。Amazon Mastercardのコンビニ還元率1.5%も一般カードに比べれば優秀ですが、三井住友カード(NL)なら対象コンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を利用することで、最大7%〜10%以上のVポイント還元を叩き出します。日常の買い物においてコンビニ利用の比重が高い人にとって、Amazonカードを日常決済のメインに据えるメリットは薄いのが現状です。
ただし、年に数回開催されるビッグセールにおいては力関係が劇的に逆転します。特に大型セール時のプライムデー還元率やタイムセール祭りでは、ポイントアップキャンペーンのエントリーとAmazon Mastercardの決済を組み合わせることで、通常還元に加えて+2.0%〜3.0%が上乗せされ、合計還元率が8%〜12%超まで跳ね上がります。この爆発力こそが、専用カードを保持する最大のストロングポイントです。