湯むきの大切さは理解できても、トマト1〜2個のために大鍋で湯を沸かすのは非効率に感じられるものです。そこで今、料理研究家や忙しい家庭の間で主流となっているのが、電子レンジを活用した皮の剥き方です。
やり方は驚くほどシンプルです。まず、トマトのヘタをくり抜き、反対側のお尻部分に包丁で浅く十文字の切れ目を入れます。耐熱皿にトマトをのせ、ラップをかけずに600Wの電子レンジで10秒〜20秒ほど加熱します。加熱が終わったらすぐに取り出し、水道水などの流水に数秒当てるだけで、切れ目の部分から皮がペロンと信じられないほど滑らかに剥がれます。
レンジ調理で成功させる鍵は、果肉まで火を通しすぎないことです。加熱時間が長すぎるとトマト内部の水分が膨張して果肉が破裂し、実が崩れる原因になります。まずは10秒程度から様子を見て、皮が少し縮んで切れ目が浮き上がった瞬間を見逃さないことがポイントです。