実際に、株式会社大創産業と株式会社セリアの主力商品を複数買い集め、一般的な文庫本および少年・少女コミック(新書判・B6判)を用いて収まり具合を検証した。そこで浮き彫りになったのは、両社の明確な思想の違いと圧倒的なフィット感だ。
ダイソーの「2段式コミックスタンド」は、前後に段差をつけることで奥の本の背表紙を完全に可視化する。手前の本をどかすことなく目当ての巻を即座に引き抜ける設計は秀逸だ。一方、セリアの半透明仕切り棚は、マットな質感で主張が少なく、文庫本を無駄な隙間なく2段に積み重ねる「シンデレラフィット」を実現した。背表紙の焼けを防ぎつつ、1スペースあたりの収納効率を文字通り2倍へ引き上げる力がある。