当時の報道に対するファンの反応は、芸能界とスポーツ界で極めて対照的なものでした。中日ドラゴンズの本拠地である東海エリアにおいて、立浪和義は単なる一選手ではなく「球団の象徴であり不可侵の英雄」でした。そのため、地元メディアやスポーツ紙の多くは立浪のスキャンダル報道に慎重な姿勢を崩さず、紙面で大々的に扱うことは事実上のタブーとされていました。
しかし、首都圏の週刊誌やネット掲示板(当時の2channelなど)では過熱の一途をたどりました。当時のファンの間では「グラウンドでの華麗なプレーの裏で、家庭を裏切っていたのか」という失望の声と、「アンナの手記は一方的すぎる」「私生活と野球の技術は別物だ」と擁護する声が真っ向から衝突しました。
一方、梅宮アンナに対しては「またしても同じ失敗を繰り返した」「妻子持ちに手を出すのはモラルを欠いている」といった厳しい批判が殺到しました。羽賀研二騒動で見せた被害者的な立場とは異なり、立浪との関係においてはアンナ自身が他者の家庭を脅かす加害者的な立場を帯びてしまったことが、世間の風当たりを一層強める結果となりました。