深田恭子のキャリアにおいて、ビジュアル作品のセールスは出版不況が叫ばれる現代においても特筆すべき推移を記録しています。公式発表やオリコン週間BOOKランキングの統計を振り返ると、彼女の作品群にはいくつかの明確な「セールスの爆発点」が存在します。
歴代作品の中で社会的な大ヒットを記録し、実売ランキングで首位級の快挙を成し遂げた筆頭が、2020年に刊行された『Brand new me』です。講談社が刊行した同作は、女性誌『VOCE』の専属チームが撮影を手がけたことで、従来の男性ファン層に加え、20代から40代の女性読者を大量に獲得。オリコン週間BOOKランキング「写真集」部門で堂々の1位を獲得し、発売直後から緊急重版が繰り返される異例のロングセラーとなりました。
また、2016年に集英社から異例の同日発売となった『AKUA』と『This Is Me』の2冊は、オリコン週間ランキングで1位・2位を独占するという出版界の快挙を達成しました。『AKUA』は男性ファンに向けたヘルシー&セクシーなアクティブ路線、『This Is Me』は女性目線の柔らかな光とスタイリングを前面に押し出したプロデュースが功を奏し、双方の購買行動を刺激した成功事例として語り継がれています。
これらの売上動向を総括すると、深田恭子写真集売上ランキングにおける頂点は、女性層の爆発的な支持を取り込んだ『Brand new me』、そして社会現象化した『AKUA』『This Is Me』のコンビネーションであると断定できます。