マルガリータさんが全国のお茶の間に強烈な印象を残したのは、2018年7月場所のことでした。御嶽海が幕内初優勝を飾った際、溜席(砂かぶり席)で我が子の勇姿を祈るように見守り、歓喜の涙を流す姿がNHKの中継に何度も映し出されました。
当時の中継解説を務めていた元横綱の故・北の富士勝昭さんが「きれいな人だね」と生放送中に思わず感嘆の声を漏らしたエピソードは、今なお好角家の間で語り草となっています。エキゾチックで凛とした目元、感情豊かに両手を合わせて応援する姿は、相撲ファンのみならず一般視聴者の心も強く捉えました。
ネット上の掲示板やSNS上でも、彼女の逝去にあたって数多くの温かい追悼メッセージが投稿されています。
「優勝したときに客席で涙ぐんでいた笑顔が忘れられない」
「北の富士さんが絶賛していたあの美人ママがまさか55歳で…言葉が出ない」
「上松町のスナックでお客さんに嬉しそうに息子の話をしていた姿を思い出すと胸が締め付けられる」
これらファンの声が示す通り、彼女は単なる「力士の親」という枠を超え、多くの人々に元気を届ける特別な存在でした。