極端な過剰摂取による生命への影響を懸念する声もありますが、ビタミンCの経口摂取による致死量は極めて高いとされています。動物実験における半数致死量(LD50)から換算すると、成人人間であれば一度に数百グラム以上を摂取しなければ急性致死毒性には達しません。市販のサプリメントを常識的な範囲で口にしている限り、命に関わる急性中毒に陥る事態は考えにくいと言えます。
ただし、慢性的な過剰摂取による内臓への負担を避けるためには、日々の飲み方に配慮が必要です。ビタミンCの恩恵を安全に最大化するためのポイントは以下の通りです。
- 1日数回に分けて小分け摂取する:一度に1,000mgを飲むのではなく、朝・昼・晩に200〜300mgずつ分割して補給することで、血中濃度を高く一定に保ち、腸への刺激を防ぐ。
- 必ず食後に水多めで飲む:空腹時を避け、胃の中に食べ物がある状態で摂取することで、胃粘膜への酸刺激と下痢のリスクを大幅に軽減できる。
- リポソーム型やタイムリリース型を活用する:吸収効率を高めたり、体内でゆっくり溶け出すよう設計された加工サプリを活用し、無駄な大量摂取を避ける。