北陸新幹線の敦賀延伸以降、長野駅のハブ機能はかつてない高まりを見せている。首都圏からのアクセスのみならず、富山・金沢・福井、さらには関西圏からの旅行者数が大幅に増加した。これにより、長野駅は「東京からの行き止まり」ではなく、「東日本と西日本を結ぶ横断ルートの中核」へと明確にポジショニングをシフトさせた。
特に注目の動きは、朝夕のビジネス利用と週末の観光利用の融合だ。ワークツーリズムや多拠点生活(二拠点居住)を楽しむ都市部の現役世代が、新幹線を日常の足として活用。長野駅周辺のコワーキングスペースやシェアオフィスは連日高い稼働率を誇る。駅から数分で豊かな自然と静寂にアクセスできるロケーションは、2026年の多様な働き方において無二の強みとなっている。