数々の名場面の中でも、視聴者を最も驚かせたのは「プロ顔負けのタイム」を叩き出した本気の実力者たちです。バラエティの余興とは思えないハイレベルなレースが繰り広げられ、芸能界の歴史に名を刻む数々の歴代記録が誕生しました。
その筆頭として語り継がれるのが、「スター」こと錦野旦(にしきのあきら)さんです。学生時代から水泳で鳴らした錦野さんは、自由形などで圧倒的なスピードを見せつけ、大会のMVPを幾度となく獲得しました。さらに、『仮面ライダーBLACK』で一世を風靡した俳優の倉田てつをさんも、大会記録レベルの驚異的な泳ぎを披露し、当時の実況席を唸らせた一人です。
ほかにも、元競泳選手やインターハイ出場経験を持つタレントたちが次々と登場し、50m自由形で25〜26秒台に迫るタイムを叩き出す場面もありました。観客席の黄色い歓声が静まり返り、プールサイドが純粋な競技場と化す瞬間こそ、この大会が持つ最大の魅力でした。