「荷物が届かない」と事故調査を依頼する案件のうち、相当な割合が「郵便制度上の配達日数遅延を紛失と勘違いしていた」というケースです。普通郵便は土曜日・日曜日・祝日の配達が完全休止となっており、お届け日数も原則として「差出日の翌々日以降」へと繰り下げられています。
例えば、木曜日の午後にポスト投函された普通郵便の場合、郵便局での引受・仕分けは金曜日に行われますが、土日は配達が行われないため、受取人に届くのは最速でも翌週月曜日、地域や集荷タイミングによっては火曜日や水曜日になります。木曜から起算すると手元に届くまで実に5〜6日を要するため、追跡番号がないことと相まって「郵便事故で消えたのではないか」という心理的不安を生み出す最大の要因となっています。