オリーブ収穫時期は色で決めるな?新漬けとオイル最適期の見極め方の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
自宅で栽培している木がどの品種であるかを把握することは、適切な収穫期を掴むための前提条件です。代表的な主要3品種を中心に、特性と目的別のスケジュールをまとめました。
品種名詳細・数値データ(収穫時期・含油率・果重)一般的な基準・用途編集部の見解・評価マンザニロ収穫期:9月下旬〜10月中旬
果重:3.5〜5.0g(大実)
含油率:9〜14%新漬け・テーブルオリーブ専用(世界的な標準品種)果肉歩合が高く新漬けに最適。マンザニロ収穫時期は他品種より早く、実が柔らかくなりやすいため早めの収穫が鉄則。ミッション収穫期:10月中旬〜11月中旬
果重:2.5〜3.5g(中実)
含油率:15〜19%新漬け・オイル兼用(日本で最も普及)ミッションオリーブ特徴は端正な卵型とポリフェノールの高さ。早摘みなら引き締まった新漬け、追熟すれば高品質オイルになる万能型。ルッカ収穫期:11月上旬〜12月上旬
果重:2.0〜2.5g(小〜中実)
含油率:20〜25%(極高)オイル専用品種(極めてフルーティーな甘み)新漬けには果皮が薄く不向き。ルッカ完熟見極め方は樹全体が赤紫色を帯び、指で軽く押して弾力を感じた瞬間がベスト。ネバディロ・ブランコ収穫期:10月下旬〜11月下旬
果重:2.0〜3.0g
含油率:16〜20%受粉樹兼オイル用品種花粉量が豊富で結実を助ける主軸樹。実は肉質がやや柔らかいため、新漬けよりもブレンド用オイル搾油に適する。※データ出典:香川県農業試験場小豆島分場報告書および地中海沿岸主要栽培データをもとに編集部作成。家庭菜園のオリーブ品種別収穫カレンダーとして活用可能。