命を賭して空を飛ぶ空挺隊員ですが、その処遇や経済的対価はどうなっているのでしょうか。自衛官の俸給は国家公務員の給与体系に基づいているため、基本給そのものは同年代の一般自衛官と変わりません。しかし、空挺隊員の待遇を際立たせているのが「特殊勤務手当」です。
防衛省の規定に基づき、落下傘による降下訓練や任務を実施する隊員には「落下傘降下手当」が支給されます。この手当は降下1回あたり、または月額の手当として本俸に加算され、さらにレンジャー資格や特殊作戦に関わる手当が重なることで、第一空挺団 年収 危険手当の総額は一般部隊の隊員に比べて大幅に底上げされます。若手隊員であっても手当の積み上げにより、民間同世代の平均給与を大きく上回るケースが一般的です。
元隊員の手記や関係者の証言によると、「手当によって貯蓄はしやすいが、装具の自費購入や過酷な肉体疲労のケア、高いカロリー消費を補う食費などで相応の出費もある」というリアルな一面も浮かび上がります。金銭的なインセンティブだけで続けられる任務ではなく、国防の最前線に立つ矜持が不可欠です。