彼の才能は演技の枠組みに留まりません。フィン・ウルフハードのバンド活動は、インディーロック界隈でも非常に高い評価を得てきました。
彼がフロントマン(ボーカル・ギター)を務めた4人組バンド「カルプルニア(Calpurnia)」は、2017年の結成直後からオルタナティヴ・ロックファンを中心に爆発的な人気を獲得しました。デビューEP『Scout』などをリリースし、確かな演奏力とローファイなガレージロックサウンドで音楽フェスを沸かせましたが、各メンバーの進路や創作意欲の発展を理由に2019年に惜しまれつつ解散を発表しました。
その後、カルプルニアのドラマーであるマルコム・クレイグとともに新プロジェクト「ジ・オーブリーズ(The Aubreys)」を結成。映画『ザ・ターニング』のサウンドトラックへの楽曲提供をはじめ、ドリームポップやガレージサイケを融合させたサウンドを展開しており、現在もクリエイティブな表現の重要な柱となっています。