Q1:筋取りを省いてそのまま調理すると、仕上がりにどれくらい影響が出ますか?
A1:一口大に細かく切って煮込むスープや、包丁で叩いてミンチ状にするつくね等であれば、筋を取らなくてもほとんど気になりません。しかし、丸ごと1本を焼く場合やレンジ蒸しにする場合、筋が加熱によって強く縮むため、肉全体が弓なりに反り返って加熱ムラが生まれるほか、噛み切れない不快な食感が残ります。口当たりの滑らかさを追求する料理では、フォークを使った簡易筋取りを行うことを強く推奨します。
Q2:電子レンジ調理で「中まで加熱できているか」を包丁で切らずに確かめる方法はありますか?
A2:一番厚みのある中央部分を指先やトングで軽く上から押してみてください。生焼けの場合はフニャフニャとした柔らかい弾力がありますが、中心まで火が通っていると「耳たぶ程度のしっかりとした弾力」に変わります。また、竹串を中央に刺して3秒置き、引き抜いて下唇に当てた際に「しっかり温かい」と感じられれば、中心温度が安全圏(75℃以上1分間同等)に達している証拠です。
Q3:下味冷凍したささみは、前日から冷蔵庫解凍すべきですか?それとも凍ったまま調理可能ですか?
A3:最高のしっとり感を得るためには、調理前夜に冷蔵室へ移して「低温緩慢解凍」するのが理想です。急激な温度変化によるドリップ(肉汁流出)を防ぐことができます。どうしても時間がない場合は、保存袋のまま流水に5〜10分浸して半解凍状態にし、弱火で蓋をして蒸し焼きにする方法が有効です。カチコチに凍ったまま強火で炒めるのは、外側だけが焦げて中心が生焼けになる原因となるため避けてください。