夕方の巻き髪崩れを防ぐ!2026年最新スタイリング剤の真実

夕方の巻き髪崩れを防ぐ!2026年最新スタイリング剤の真実

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美容コミュニティやQ&Aサイトで定期的に炎上するのが、「アイロンを当てる前にオイルをつけると、髪が油で揚がってチリチリに痛む」という言説です。この不安から、アイロン前は何もつけずに巻き、仕上げにだけオイルを揉み込んでいる人も少なくありません。しかし、毛髪科学の観点から見れば、これは半分正しく、半分は重大な誤解です。

髪が痛む原因となるのは「乾いていない水分」と「アウトバストリートメント用の重質オイル」です。濡れた髪に高温の熱を当てると、髪の内部で水分が急激に沸騰して水蒸気爆発を起こします。これが「ジュッ」と不快な蒸気を上げてキューティクルを吹き飛ばす現象です。また、乾かす前の保湿を目的としたヘアオイルの中には、耐熱温度が低く、高温下で酸化・変質しやすい成分も含まれています。

一方で、現在流通している「アイロン前専用」と銘打たれた巻き髪スタイリング剤は、熱反応性シリコーンやヒートアクティブ成分が熱によって瞬時に結合し、毛髪表面に均一な耐熱被膜を作ります。つまり、コテ用として設計されたアイロン前スタイリング剤を完全に乾いた状態の髪に適量なじませる限り、油焼けを起こす心配はありません。むしろ何もつけずに180度の鉄板を直当てするほうが、キューティクルを直接削り取る危険な行為と言えます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。