SNSや大手Q&Aサイトを調査すると、「指の太さや手の湿り気で取れる量が変わってしまう」「指で塩壺に触れるのが衛生的に気になる」という切実な悩みが数多く投稿されています。実際に成人の指先サイズを比較した実験データでも、手の大きい男性と小柄な女性とでは、同じ2本指のつまみ動作でも採取量に最大で約0.3gの開きが生じることが判明しています。
そこで現場で重宝されているのが、計量スプーンを用いた客観的な測り方です。一般家庭にある計量スプーンの小さじ1杯は5ml=塩の場合約5g〜6gに相当します。これを基準に換算すると、次の計算が成り立ちます。
塩少々(約0.5g)を小さじで測る場合、小さじ1/10〜1/8が目安となります。通常の小さじスプーンを水平にし、目分量でスプーンの底がうっすら隠れる程度のほんのわずかな量、あるいは小さじの先端1/4のさらに半分程度をすくい取るイメージです。正確さを期したい自炊派の間では、近年のタイパ調理ブームに合わせて「微量計量スプーン(1/8小さじ=約0.6mlスプーン)」をキッチンに常備するスタイルが定着しつつあります。