ファウルが発生した際、審判は時計を止めた後、テーブルオフィシャルズ(記録席)に向かって「誰が」「どんな反則をしたか」をジェスチャーで伝達します。BリーグやFIBA公式戦で頻出する代表的なシグナルを整理します。
まず接触ファウルの代表格がチャージングファウル合図バスケです。これは胸の前で開いた手のひらに対し、もう片方の握り拳を叩きつける動作で行われます。オフェンス側の無理な突進を宣告するシグナルであり、会場が一気にどよめく瞬間でもあります。一方、ディフェンス側の不当な進路妨害であるブロッキングは、両手を腰に当てるポーズで示されます。
相手の手や腕を叩く「イリーガルユースオブハンズ(ハッキング)」は手首を上から軽く叩く動作、相手を掴む「ホールディング」は手首を前下方で掴む動作です。相手を押す「プッシング」は、両手で前方を突き出す分かりやすい動きで表現されます。
重度な違反に対する特別シグナルも見逃せません。審判が両手でアルファベットの「T」を形作る動作はテクニカルファウル合図であり、ベンチの抗議やスポーツマンシップを欠く言動に対して即座に科されます。さらに危険な接触に対しては、頭上で両手首をクロスさせて掴むアンスポーツマンライクファウルジェスチャーが宣告され、相手チームにフリースローとポゼッションが与えられます。
得点シーンで最も会場が盛り上がるのが3Pシュート成功審判ジェスチャーです。シュートが放たれた瞬間に片手を高く挙げて「3本指」を立てて試投を示し、ゴールネットを揺らした瞬間に「もう片方の手も3本指で頭上に掲げる」ダイナミックなアクションが繰り広げられます。