グループの歴史を語る上で避けて通れないのが、一大ブームを巻き起こした「NextStage」の波乱に満ちた軌跡だ。トップYouTuberたちが結集し、日本のエンターテインメント界に巨大なインパクトを与えた同グループは、絶頂期と同時に激しい批判の矢面にも立たされた。炎上騒動や過酷な撮影スケジュール、それぞれの方向性の違いから、グループは一時活動休止や解散という苦渋の決断を迫られることになる。
その後、体制を立て直すべく結成された再構築プロジェクトにおいて、重要なピースとして参入したのが相馬トランジスタだった。彼の持つ圧倒的なコメディセンスと包容力は、チームに新たな風を吹き込み、再生の立役者となった。しかし、活動が成熟期を迎えるにつれ、それぞれのクリエイターが抱く将来のビジョンに微妙なギャップが生じ始める。脱退やグループ解散の真相について、一部では不仲説も囁かれたが、実態は「個々の表現者としての自立」と「次なるステージへのステップアップ」だった。互いの才能を尊重し合っているからこそ、馴れ合いを排してそれぞれの道を歩む決断を下したのだ。