だが、幸せの絶頂にいた夫妻を衝撃的なスキャンダルが襲う。第1子の妊娠中、そして第2子の出産直前という最もデリケートな時期に、下鳥氏の不倫報道が相次いで流出したのだ。世間からは猛烈なバッシングが巻き起こり、離婚は不可避かに思われた。
しかし、安田が選んだのは「離婚」ではなく「再構築」の道だった。独占取材などで語られたその裏側には、怒りや絶望を飲み込み、家族の形を守り抜こうとする強い母としての覚悟が存在していた。幾度となく膝を突き合わせて話し合いを重ね、夫の反省と誠意を受け入れることで、二人は歪んだ絆を少しずつ補修していったのだ。