ハ音記号の読み方を完全攻略!中央ドの位置と簡単な覚え方のコツ

ハ音記号の読み方を完全攻略!中央ドの位置と簡単な覚え方のコツ

ハ音記号の読み方を完全攻略!中央ドの位置と簡単な覚え方のコツの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

五線の音を1音ずつ「ド・レ・ミ…」と数えていては、テンポの速い曲や初見演奏についていけません。瞬時に音階を把握するための実践的な覚え方のコツを3点紹介します。

1. ト音記号からの「1音上(2度上)」シフト法(アルト記号向け)
ト音記号に慣れ親しんでいる人におすすめなのが、ト音記号の音符の並びを基準にする方法です。アルト記号の音符は、「同じ位置にあるト音記号の音の1音上(2度上)」と読むことができます。例えば、ト音記号で第2線にある音は「ソ」ですが、アルト記号では1音上の「ラ」になります。第3線の「シ」は1音上の「ド」になります。頭の中で「ト音記号で読んだ音+1音」と変換するだけで、初見でも即座に対応可能です。

2. ヘ音記号からの「1オクターブ+1音上」または第4線基準(テノール記号向け)
低音楽器奏者がテノール記号を読む際は、ヘ音記号との関連性を意識するのが近道です。ヘ音記号で第4線にある音は「ファ」ですが、テノール記号ではそこが「中央ド」になります。あるいは、テノール記号の音符の位置は「ト音記号で読んだ音の3度上(線と間を1つ上にずらす)」という感覚で処理することもできます。

3. 基準となる「ランドマーク音」を固定して覚える
すべてを相対的に計算するのではなく、五線内の要となる音を視覚的に焼き付ける方法も効果的です。アルト記号であれば「第3線=ド」「下加線1本=ド(1オクターブ下)」「上加線1本=ド(1オクターブ上)」というように、ドの位置を幾何学的に覚えてしまうことで、周辺の音を瞬時に割り出すアンカー(錨)として機能します。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。