手術の傷がふさがる期間は?皮膚表面と深部の違い&綺麗に治す術後ケア

手術の傷がふさがる期間は?皮膚表面と深部の違い&綺麗に治す術後ケア

手術の傷がふさがる期間は?皮膚表面と深部の違い&綺麗に治す術後ケアの詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

「手術痕をできるだけ目立たなく、きれいに治したい」という願いを叶えるには、抜糸直後からのアフターケアが極めて重要です。

傷口がふさがった後、組織に持続的な引っ張り刺激や摩擦が加わると、皮膚の線維芽細胞が過剰に反応し、ミミズ腫れのように赤く盛り上がる「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」や「ケロイド」を引き起こします。これらを予防するための最も有効な手段が、医療用の傷跡保護テープによる固定です。

専用のサージカルテープやシリコーンゲルシートを貼ることで、傷口にかかる伸展ストレスを分散し、衣服との擦れを防ぎます。傷跡保護テープを貼る期間は、術後2〜3ヶ月から長くて半年間程度継続するのが理想的です。貼り替えは毎日行う必要はなく、端が剥がれてきたタイミング(3〜5日に1回程度)で優しく交換するのが皮膚へのダメージを減らすコツです。

さらに見落としがちなのが紫外線対策です。治りかけの傷跡はメラノサイトが活性化しやすく、日光を浴びると色素沈着を起こして茶色くシミのように残ってしまいます。テープの上から日焼け止めを塗る、衣服で遮光するなど、最低半年間は徹底したUVケアを心がけてください。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。