法的な違法性が問われにくい一方で、有権者の感情面におけるハードルは年々高くなっています。統一地方選挙や国政選挙のたびに、X(旧Twitter)などのSNSでは「選挙ポスターの写真と本人が違いすぎる問題」がトレンド入りし、拡散される事態が日常茶飯事となっています。
ネット上の主な反応を分析すると、以下のような手厳しい意見が目立ちます。
- 「ポスターを見て爽やかな若手かと思ったら、街頭演説で立っている人が誰だか分からなかった」
- 「美肌フィルターが強すぎて輪郭が発光しており、プリクラやアニメ調のキャラクターに見える」
- 「有権者に対して一番最初に見せる顔で嘘をついているようで、政策以前に誠実さを疑ってしまう」
特にスマートフォンが普及し、誰もがその場で演説風景を動画撮影してネット上にアップロードできる現代では、「掲示板のポスター画像」と「実物の無加工映像」の落差が一瞬で可視化されます。好印象を狙った過度な修正が、かえってネット上での炎上や「詐欺ポスター」という不名誉なレッテル貼りを招く事例が後を絶ちません。