「森のキャビア」フィンガーライムの食べ方と切り方!プロ絶賛の活用術

「森のキャビア」フィンガーライムの食べ方と切り方!プロ絶賛の活用術

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かつてはオーストラリアからの空輸に頼らざるを得ず、検疫や鮮度低下のハードルから1キロあたり3万円前後という破格の相場で取引されていたフィンガーライム。その流通構造に大きな転換期が訪れている。愛媛県、和歌山県、静岡県、宮崎県などの温暖な柑橘産地において、2020年代前半から苗木の定着と栽培技術の確立を進めてきた農家が本格的な収穫・出荷体制を確立したためだ。

農林水産関係の動向や産地レポートを追うと、日本国内で流通する品種はグリーン系(爽快な酸味の「エメラルド」など)から、赤・ピンク系(芳醇なアロマを持つ「リトルルビー」や「バイロンサンライズ」)まで多様化を見せている。現在におけるフィンガーライムの価格相場は、国産の生果実地場出荷で1果(約15〜25g)あたり450円〜750円程度。高級スーパーや百貨店の地下青果コーナーのほか、大手産直ECプラットフォームでの取り扱い件数も前年比で確実に伸びており、特別な日の家庭ディナー用として現実的に手が届く存在となった。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。